中広、増税前の駆込み需要で不動産・車など出稿増加 14年2Q決算

株式会社中広は、平成26年3月期第2四半期決算を発表した。

<平成26年3月期第2四半期の連結業績>
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
売上高:29億4,400万円
営業利益:1億5,700万円
経常利益:1億5,600万円
四半期純利益:8,700万円
注) 第1四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期の数値及びこれに係る対前年同四半期増減率については記載していない。

足元の景気動向を好機と捉え、不動産関連・自動車ディーラー等、大型消費材を扱う広告主からの受注獲得に取り組んだ。
また、主力事業であるフリーマガジンにおいては、第1四半期に1誌創刊し、VC契約による配布エリアの拡大、既存誌におきましても配布エリアの拡大に努めた。

a.メディア事業
メディア事業では、平成25年6月28日、三重県東紀州に『地域みっちゃく生活情報誌からっとclub』(22,000部発行)を創刊し、既存誌についても配布エリアの拡大に努めた。
また、フリーマガジンの全国展開としてVC契約を推進し、第1四半期に1社、当第2四半期に2社と締結し、合計10社となった。
これらの結果、メディア事業の売上高は16億3,212万7,000円となった。
なお、平成25年9月末現在、当社が発行するフリーマガジンは41誌、発行部数251万部となり、VC契約による発行も合わせると51誌、総発行部数309万部となった。
また、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト『フリモ』(furimo.jp)の会員数は9万293名、掲載店舗数は1万6,957件となっている。
発行部数、会員数、掲載店舗数は平成25年9月末現在。

b.広告SP事業
広告SP事業では、第1四半期に、滋賀県におけるフリーマガジン事業の拠点とのシナジー効果による広告主獲得を目的に滋賀支局を開設し、順調に受注を獲得した。
また、消費税増税前の駆け込み需要の影響から、不動産関連や自動車ディーラー等の広告出稿が増加し、順調に受注を獲得した。
これらの結果、広告SP事業の売上高は13億1,231万9,000円となった。