博報堂DYグループ、BtoBマーケ活性化プログラム 「Success4B」開発

博報堂DYグループ傘下の博報堂コンサルティング、ブランドクロッシング、博報堂プロダクツ、博報堂アイ・スタジオの4社は、企業の法人営業領域のマーケティング課題を解決するソリューションプログラム「Success4B」を開発し、サービスの提供を開始した。

「Success4B」は各社の得意領域と、これまで培った BtoC マーケティングにおける知見や技術を BtoB ビジネスに活かし、成功を支援するソリューションプログラム。
本プログラムが対応する主な課題領域は以下の通り。

① 新規クライアント開拓
② 既存クライアント深耕(アップセル/クロスセル)
③ 営業マーケティング活動の統合(組織や活動の連携)
④ 営業活動の改革(活動自体や営業スキル)
⑤ 推進する組織の設計

サービスの期間は、企業の課題によっても異なるが、おおよそ1~6ヶ月間。またすべての工程だけでなく、一部の工程のみの取り組みも可能。

企業の生活者に対するマーケティング手法(BtoC)は、ソーシャルメディア等の新しいテクノロジーの進化とともに高度化。一方、法人に対する営業(BtoB)領域では、未だ「属人的な営業力」に依存しており、BtoC 領域に比べてマーケティング手法の導入が進んでいない傾向にある。

2013年 3月に、BtoBの顧客企業を対象とした独自調査を行ったところ、購買対象商品の品質や価格に高い水準を求めるだけでなく、その意思決定プロセスも複雑になってきており、この領域でもマーケティング視点が非常に重要であると位置づけ、売り手企業と顧客企業の意識のギャップを解消、法人営業領域に BtoC のマーケティング手法を導入し、属人的営業力だけに頼らない組織的なマーケティング・コミュニケーションの手法を確立することが、ビジネスを成功に導くために求められている。