博報堂、「行動デザイン研究所」を設立 人を動かすマーケティングを研究・実践する新組織
株式会社博報堂は、生活者を実際の行動に導くマーケティングの力学(ツボ)を研究、リアルに人を動かす「行動デザイン」発想のプラニングを支援する新組織『行動デザイン研究所』を設立した。
近年、マーケティングの成果指標が商品情報や広告にどれだけ接触したか、という「認知指標」から、生活者の来店行動や購買行動、推奨行動といった「行動指標」に移りつつある。海外の広告賞でも実際の行動を示す“ACTIVATION”が評価のキーワードになっている。
同研究所は、国内外の膨大なキャンペーン事例から独自の分析フレームで行動デザインのエッセンスを抽出、データとしてストックしている。「事業収益を生み出す顧客行動」をゴールとして明確化することで、クライアントのビジネス成果に直結したプラニングを支援する。
また、2013年秋には、クライアント向けの社外セミナーも企画。そこで、生活者の実際の行動を引きだす「行動デザイン」発想のプラニングWAYについて具体的にご紹介する予定。
博報堂は、クライアントと生活者の架け橋となる企業理念「生活者発想」と「パートナー主義」を体現するテーマとして「行動デザイン」発想のプラニングをより一層推進していく。
【組織概要】
名称:「博報堂行動デザイン研究所」
リーダー:國田圭作(プロモーションビジネスユニット)
メンバー数:9名(発足時)