オプト、O2O・オムニチャネルなど支援する専門組織「オムニチャネルソリューション部」新設
株式会社オプトは、O2Oやオムニチャネルなど、近年新たに注目を集めているマーケティング課題を持つ企業に向けて、その課題解決を強化することを目的とした専門組織「オムニチャネルソリューション部」を新設したことを発表した。
生活者はもはや、オンラインとオフラインを区別していません。様々なデバイスとメディアから情報を得て、自由に店舗と Web サイトやアプリを行き来して、商品の比較や想像をして欲しいものを手に入れています。生活者との接点や購買行動が複雑化し、オムニチャネルマーケティングの概念が生まれました。これからはオンライン・オフライン・多様なデバイスからなる全ての生活者接点をシームレスに設け、顧客・商品・広告・販促情報をデジタルに管理し、チャネル横断型の 1to1 コミュニケーションを行わなければなりません。
そうした生活者の購買行動の変化により、これまで実店舗への集客手段として有効だったチラシ広告やダイレクトメールなどの効果にも影響が出ており、近年、流通小売・メーカーからはWeb を活用した新たな集客手段への取り組みやそのバランシングを段階的に実現していくといったニーズが高まっています。
新たに設立した「オムニチャネルソリューション部」では、こうしたニーズに応え企業のマーケティング課題を解決することを目的として、市場調査やサービス開発、広告・販促支援等の活動する。
具体的には、オンラインとオフラインの店舗・商品・在庫情報をデジタルに管理し、様々なメディアに接点を設け、生活者のシチュエーションに合わせてコンテンツを自動配信する仕組みとコミュニケーションプランを構築し、企業の広告・販促活動における PDCA サイクルの最適化を支援する。同組織内では「オムニチャネル構想(※下図参照)」を定義し、以下のサービスを展開する。
<展開サービス>
・ 「Retailigence(リテーリジェンス)」
店舗の商品・在庫情報と生活者位置を連動させたコンテンツ自動配信が可能なサービス。
総代理店:株式会社オプト
開発/運営:Retailigence Japan K.K.
・ 「ショッピ!」
ネットショップや、近くの店舗をバーコードやキーワードでかんたん検索できるお買い物アプリ。商品の価格(最安値)だけでなく、レビューも簡単チェック可能。2013 年 6 月末時点で累計94 万 DL。要望次第では OEM サービスとしてもご提供可能。
・ 「SPONGE SDK」
スマートデバイスアプリ組込型のソフトウェア開発キット(以下 SDK)。
広告主のスマートデバイスアプリに SDK を組み込むことにより、ユーザーの周囲にある情報(音・映像・画像)を認証可能になり、O2O の効果測定や分析を始め、CM 閲覧や実店舗入店等のタイミングで、新たなコンタクトポイントの設定が可能になる。
共同開発/運営:株式会社オプト
日本エヴィクサー株式会社