博報堂DYグループ、ネット上の口コミを店頭POPに 新サービス「Social POP」リリース
博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」は、株式会社博報堂アイ・スタジオと共同で、ソーシャルメディアに拡散された口コミ情報を収集し、低コスト・スピーディーに店頭販促物(POP)の制作に活用することを支援する「Social POP(ソーシャルポップ)」を開発し、提供を開始した。
顧客企業としては、自動車・通信・外食・流通をはじめとする、店舗で生活者と接点を持つ企業を想定しているとのこと。
「Social POP」では、顧客企業の商品情報を紹介する専用サイトに、ソーシャルプラグインと呼ばれるソーシャルメディアの投稿機能を追加するプログラムを組み込むことで、単体のソーシャルメディアに投稿された口コミ情報のみならず、Facebook、mixi、twitter、google+、LINE という複数の人気ソーシャルメディアに投稿された口コミ情報を横断的に収集することができる。
口コミ情報を収集する専用サイトは、スマートフォン対応サイトとして構築することも可能。口コミ情報は投稿者のアカウントを通じてソーシャルメディア上で拡散すると共に、データベースに蓄積され、顧客企業はデータベースを活用し、性別・年齢別・職業別・居住地域別・投稿時間別など様々な視点で、収集された口コミ情報を絞り込み、商品の人気や評判を分析することができる。また、長期に亘って口コミを収集することで、季節によって変化する生活者の商品に対する興味や利用方法の違いについても把握できる。
さらに、収集した情報を入稿用に活用できるデータ形式で簡単に出力することが可能なため、口コミ情報を活用した店頭販促物の制作をスピーディーに実現できる。
チラシ・ステッカー・ポスター・デジタルサイネージをはじめとする店頭制作物に、商品に関する感想・意見や投稿順の商品ランキング情報を掲載するなど、口コミ情報を様々な形に加工し活用することが可能。