電通、環境マーケティングを支援する「ウッド・イノベーション・プロジェクト」始動
株式会社電通は29日、持続的な森林育成と木材資源の有効活用により、新たな“人と木との共生”について考える「Wood Innovation Project」(ウッド・イノベーション・プロジェクト)を発足した。
2010年に林野庁の主導で「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、2013年4月1日からは林野庁が「木材利用ポイント事業」をスタートするなど、いかに森林を育成し、育った木材を資源として有効利用していくか、課題解決に向けた動きが加速している。
「Wood Innovation Project」は、独自の「デザイン」や新しい「アイデア」を付加した商品やコンテンツの開発を行うなど、クライアント企業のマーケティング活動に資する木材資源の活用を提案し、クライアントとともに新市場の開拓に取り組むものだ。意識調査などを行い、人と木の共生や新しいライフスタイルについて考えるラボ「Wood Innovation Lab」を推進するほか、「Wood Innovationサイト」の企画・運営、「Wood Innovation企業広告」の企画・実施、「Wood Innovationブランド」の開発などを行う。
なお、活動の一環として、最新の木材加工技術やユニークな発想で開発された商品やサービスを紹介しながら、新たな木材ビジネスについて考えるフォーラム「Dentsu Wood Innovation Forum」を7月3日に開催する。