電通テック、ベトナムに新会社設立 アジアにおけるプロモーション事業拡大

株式会社電通の子会社である株式会社電通テックは5月28日、急速に消費市場が拡大しているベトナムにおいて、新会社「プロモテックベトナム」を設立することを発表した。6月1日から営業を開始する。
ベトナムには、すでに多くの日系企業が進出しており、日本型の高品質なコミュニケーションサービスが求められている。なかでも店舗開発、店頭プロモーション、イベントなどのプロモーション関連業務の引き合いが急増しているという。これを受け、企画から実施までのサービスをワンストップで担える専門会社として「プロモテックベトナム」を設立したとのこと。
電通グループは2011年10月に、アジア地域におけるプロモーション事業の拡大に向けて、その中核を担う営業拠点「プロモテック」をシンガポールに立ち上げ、2012年3月にはインドおよびインドネシアにプロモテックの子会社を設立している。今回の「プロモテックベトナム」の設立は、アジアにおいて同ブランドネームで展開する4つ目のプロモーション専門の営業拠点となる。なお、事業展開に当たっては、電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」傘下で、電通グループのアセアン・オセアニア地域の事業を統括する「電通アジア」および「イージス・メディア」との連携を密にする。