凸版印刷のO2Oプロモーション、広告賞「One Show」でメリット賞を受賞

凸版印刷株式会社が企画・制作したO2Oプロモーション「KNIT Like COLLECTION(ニットライク コレクション)」(広告主:株式会社良品計画、以下 良品計画)が、世界三大広告賞の一つである「One Show(ワンショウ)(※1)」のインタラクティブ部門「One Show Interactive(ワンショウインタラクティブ)」において、メリット賞を受賞したと発表した。

「KNIT Like COLLECTION」は、Facebook 上のおすすめ商品のコーディネイトに対する「いいね!」を店舗で可視化・体感できるO2Oプロモーション。
ネット上の商品に対する評価を、リアルの店頭プロモーションに連動させることで、リアルとネットの双方で大きなプロモーション効果を上げた。
本プロモーションでは、Facebook 上の「いいね!」カウント数を店頭に設置された専用の小型電子ペーパーサイネージやiPad、Android端末などのスマートデバイスに専用サーバを通じてリアルタイムに表示。また、「いいね!」されたことをを音で体感できる大型の木琴のオブジェを店頭に設置するなど、インタラクティブな表現と新たなO2Oプロモーションの取組みが評価され、今回の受賞につながった。


 
■O2Oプロモーション「KNIT Like COLLECTION(ニットライク コレクション)」の特長

「KNIT Like COLLECTION」は、Facebook 上のおすすめ商品のコーディネイトに対する「いいね!」を店舗で可視化・体感させることで、ネット上の商品に対する評価をリアルの店頭プロモーションに連動させるO2Oプロモーション。良品計画が運営する無印良品有楽町店で2012年11月16日から26日まで開催された。

本プロモーションでは、凸版印刷が開発したFacebook上の「いいね!」数を店頭でリアルタイムに可視化するO2Oプロモーションシステム「いいね!カウンター」(※2)を日本で初めて採用。無印良品の公式Facebook上に掲載されたおすすめ商品「首のチクチクをおさえた洗えるタートルネック」のコーディネイト10種類に対する「いいね!」のカウント数を、店頭に展示されたコーディネイトの実物に設置した電子ペーパーサイネージやタブレット端末にリアルタイムに表示した。また、店頭に階段状の木琴オブジェを設置。「いいね!」がカウントされる度にロボットが自動で木の球を送り出し、木琴がクリスマスソングを奏でる仕組みによって、「いいね!」を音で体感できるようにし、ソーシャルメディアと店舗を結びつける世界的に最先端のインタラクティブな表現を実現した。

なお、「KNIT Like COLLECTION」の期間中、コーディネイトの対象商品である「首のチクチクをおさえた洗えるタートルネック」の売上がプロモーション前と比べ約30%増加。さらに、Facebookのリーチ数は500万件、無印良品のキャンペーンで過去最高となる15,000回の「いいね!」がカウントされ、リアルとネットの両方で大きな効果があった。

◆リリース
http://www.toppan.co.jp/news/2013/05/newsrelease130524.html

※1「One Show」について
1975年に設立された広告の非営利団体The One Club(ワンクラブ)が毎年開催している広告賞で、世界三大広告賞の一つ。一般広告対象の「One Show(ワンショウ)」、ニューメディアやオンライン広告対象の「One Show Interactive(ワンショウインタラクティブ)」、パッケージデザインやブランディングなどデザインを対象にした「One Show Design(ワンショウデザイン)」の3部門がある。審査員には広告界をリードするアートディレクターやコピーライターなどで構成され、授賞式は毎年5月にニューヨークで開催されている。

※2 「いいね!カウンター」
凸版印刷と、ITソリューションの開発を行うグループ企業である株式会社トッパンシステムソリューションズ(本社:東京都北区、代表取締役社長:井上英雄)が立ち上げた、技術開発組織「TSSラボ」が開発した、Facebook上の“いいね!”のカウント数を、店頭に設置された専用の小型電子ペーパーサイネージやスマートデバイスに、リアルタイムに表示するプロモーションシステム。