電通と日本ユネスコ、「南三陸の森 希望のポストプロジェクト」開始
株式会社電通と公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は5月10日、被災地の1つである南三陸町の間伐材でつくった「書きそんじハガキ回収ポスト」を全国に広げていく「南三陸の森 希望のポストプロジェクト」を始動させた。
書きそんじた50円ハガキは1枚につき45円の募金につながる。これにより、たとえば11枚集まれば、カンボジアでは1人が1か月学校に通える見込みだ。
同時に、南三陸町の間伐材を活用することで、全国の人たちに被災地のことを忘れないでいてもらうとともに、南三陸町の子どもたちには、地域の資産が世界につながり、世界の子どもたちに役立っていることを誇りに感じてもらうことを目指すとしている。
両者は5月15日に、南三陸の役場と5つの小学校にポストを寄贈し、集まった書きそんじハガキによる募金を「ユネスコ世界寺子屋運動」に活用する。さらに賛同企業・団体を募集し、年内に全国100か所での設置を目指す。ポストは10万円、3万円、8千円(それぞれ送料・税込)の3種類。