セプテーニ、ネットマーケ事業好調で増収 13年1~3月期

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、平成25年9月期第2四半期決算を発表した。
<平成25年9月期第2四半期の連結業績>
(平成24年10月1日~平成25年3月31日)
売上高:224億5,800万円(前年同期比9.5%増)
営業利益:7億7,000万円(同 11.0%減)
経常利益:8億8.000万円(同 5.5%減)
四半期純利益:7億3,600万円(同 172.7%増)

主力のネットマーケティング事業は好調に推移し増収増益を確保したが、メディアコンテンツ事業については、注力分野であるソーシャルゲーム事業が次の成長に向けた踊り場を迎えており、営業損失を計上した。

セグメント別の業績は、次の通り

<ネットマーケティング事業>
インターネット広告市場が拡大基調にある中、シェア向上を図るべく積極的な営業活動を展開し、成長分野であるスマートフォン向け広告の取扱高が大きく伸長したほか、グループが強みを持つFacebook関連事業についても急拡大が続いた。
これらの結果、売上高は190億3,700万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は9億9,100万円(前年同期比43.1%増)となった。

<メディアコンテンツ事業>
注力分野であるソーシャルゲームの新タイトルを積極的にリリースし業容の拡大を図ったが、一部の新タイトルにおいてその売上貢献が限定的なものにとどまったこと等により、ソーシャルゲーム事業の売上高は伸び悩んだ。一方、1月以降は経費の抑制を進め、収益の改善に努めた。また、ゲーム以外の新規事業開発のための先行投資を積極的に行った。
これらの結果、売上高は18億3,400万円(前年同期比14.8%減)、営業損失は1億4,200万円(前年同期は2億1,600万円の営業利益)となった。