オプト、広告事業など好調で売上17%増 13年1~3月期
株式会社オプトは、平成25年12月期第1四半期決算を発表した。
<平成25年12月期第1四半期の連結業績>
(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
売上高:223億2,900万円(前年同期比17.5%増)
営業利益:4億7,100万円(同 50.0%増)
経常利益:4億5,600万円(同 42.3%増)
四半期純利益:1億9,500万円(同 45.0%減)
セグメント別の業績は次のとおり。
<広告・ソリューション事業>
単体におけるPC向け運用型広告が好調に推移し、スマートフォン向け広告においても検索連動型広告を中心に拡大した。株式会社クラシファイドのマンションデベロッパーやハウスメーカー向けのクラシファイド広告、ソウルドアウト株式会社の中堅・ベンチャー企業向けのインターネット広告の取り扱い、及び株式会社エスワンオーインタラクティブのトレーディングデスクも好調に推移した。また、クロスフィニティ株式会社においては、SEOソリューションの取り扱いも堅調に推移した。一方で事業の「選択と集中」を行い、単体のソーシャル&コンシューマ事業から人員を受け入れ人件費が増加した結果、当事業の売上高は201億3,400万円(前年同期間比13.6%増)、営業利益4億3,600万円(前年同期間比6.1%減)となった。
<データベース事業>
ターゲティング広告市場の拡大により株式会社Platform IDが好調に推移し、株式会社ホットリンクの業績もソーシャルメディア分析事業が好調に推移したことにより、当事業の売上高は7億3,800万円(前年同期間比16.0%増)、営業利益1億400万円(前年同期間比85.6%増)と増収増益となった。
<ソーシャル&コンシューマ事業>
株式会社モバイルファクトリーのゲームアプリの企画開発・販売が好調に推移した。また、株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴにおいては、前連結会計年度に引き続き事業及び拠点の再編を実施するとともに、単体においてもコンシューマ事業を縮小することでコストを圧縮し、経営効率の改善を継続している。以上の結果、当事業の売上高5億7,500万円(前年同期間比12.6%増)、営業損失1,900万円(前年同期間は1億6,200万円の営業損失)となり大幅に赤字圧縮を行うことができた。
<海外事業>
海外子会社において売上が増加したものの、販売費及び一般管理費が増加したことにより、単体での海外調査・支援費用を吸収するには至らなかった。以上の結果、当事業の売上高は9億4,800万円(前年同期間比371.9%増)、営業損失5,200万円(前年同期間は4,300万円の営業損失)となった。