サイバーエージェント、スマフォ広告の売上伸長 人員の増加も 13年1~3月期
株式会社サイバーエージェントは4月25日、2013年9月期第2四半期(2012年10月1日~2013年3月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :821億9200万円(前年同期比 20.7%増)
営業利益 :51億7100万円( 同 53.3%減)
経常利益 :53億4800万円( 同 51.2%減)
四半期純利益:95億5500万円( 同 87.8%増)
注力事業のスマートフォン向け「Ameba」の本格始動とともに、TVCMや交通広告等の大規模なプロモーションを展開する等、スマートフォン関連事業に経営資源を集中。その結果、Ameba関連事業の売上高は136億8400万円で前年同期比7.7%増となったが、営業損益は46億6600万円の損失計上となった。
インターネット広告事業は、スマートフォン広告の順調な販売等により、売上高は389億8100万円で前年同期比13.8%)、41億7500万円の利益計上となった。
今後「Ameba」スマートフォン向け広告枠の販売については「スマートフォン広告の販売力に強みがあるインターネット広告事業にて『Ameba』で広告枠を作ればすぐに売上高を伸ばすことはできるが、現在そのタイミングを見極めている」とのこと。(※1)
また、インターネット広告事業については「今期は、攻めに転換し、成長産業のインターネット広告市場を取りに行く。4月に40名(新入社員30名+中途社員10名)の増員をし、戦力化していく方針」としている。(※2)
そのほか、FX事業を売却する等の事業再編も進めたたため、売上と純利益は増加したが、営業利益・経常利益は減少という状態になった。
※1 4月25日(木)開催「2013年 9月期第 2 四半期 決算説明会 質疑応答の要約」Q5を参照
※2 同資料Q8を参照