大広、新プロジェクト「PROTO_CUL」発足
株式会社大広(代表取締役社長:岩井秀一)は、株式会社2.5D(代表取締役:針谷建二郎)と共同でプロジェクト「PROTO_CUL」(プロトカル)を16日発足し、活動を開始したと発表した。デジタル領域における多様なテクノロジーやカルチャーに着目し、先端的なコンテンツ開発に取り組んでいく。
現状、メディアビジネスにおける「アトリビューション」に代表されるようなアドテクノロジーの発達や、リサーチにおけるビッグデータ等に注目が集まる一方、デジタルテクノロジーを駆使したクリエイティブ制作・コンテンツ開発についても「AR」や「プロジェクションマッピング」といった様々な手法がでてきているが、クライアントにおける幅広い企業活動の中で、デジタルテクノロジーの活用を検討したいという企業ニーズに対し、個々のテクノロジーは点在しているため、実際には最適な活用が実現できていない。
このような背景の下、クライアントに統合的なコミュニケーションプランを提供する総合広告会社「大広」と、デジタルテクノロジーやその舞台となるカルチャーをキュレーションしながら情報コンテンツを発信しているソーシャル TV局「2.5D」が共同し、新プロジェクト「PROTO_CUL」を発足した。
PROTO_CULは、次世代のカルチャーの原型を作っていくという意味を込めた「プロトタイピング・カルチャー」が由来となっている。
PROTO_CUL を活用することで、クライアントの課題に合わせ最新テクノロジーやカルチャーの動向を取り込みながら、最先端のクリエイティブやコンテンツを開発し、提供することで、クライアントのマーケティング課題の解決に新しい価値を提供する。
また、日本発のテクノロジーやポップカルチャーを中心としたコンテンツの海外での人気の高まり、そして、次世代有望市場としてのアジア進出ニーズの高まりといった背景を踏まえ、大広グループのアジアを中心としたグローバル・ネットワークと連携し、クライアントの海外での展開もサポートする。
PROTO_CUL は「テクノロジーやカルチャーをクロスオーバーさせたコンテンツ開発により、近未来をプロトタイピングしていく」ことを理念とし、活動する。
そして、このような国内外の活動を通して、テクノロジストやアーティストが活躍できる舞台をつくり、情報を発信していくことで、デジタルクリエイティブ・コンテンツ領域の発展にも寄与していくことを目指す。
【「PROTO_CUL」の業務領域】
・各種コンテンツ(デジタルコンテンツ、広告クリエイティブ、イベント等)の
企画、制作、運営
・統合的なコミュニケーションプランの開発・実施
・上記に付随する各種業務
ローンチコンテンツとして、以下 3組の対談動画を順次掲載予定
■第一弾 「偶像」
石黒浩 (ロボット工学者/大阪大学教授/ATR 石黒浩特別研究室室長)
渋谷慶一郎 (音楽家)
■第二弾 「笑い」
澤由美彦 (株式会社むじゃき代表)
六反孝幸 (株式会社無重力)
バイバイワールド (クリエイター)
■第三弾 「魔法」
JH 科学 (イラストレーター/クリエイター)
落合陽一 (メディアアーティスト/ジセカイ株式会社ファウンダー
/未踏IPA認定スーパークリエーター)
以後も定期的にテクノロジスト/アーティストの対談動画を更新予定