地域新聞社、2Q決算発表 商品力の拡充で売上増
株式会社地域新聞社は、平成25年8月期第2四半期決算を発表した。
<平成25年8月期第2四半期の業績>
(平成24年9月1日~平成25年2月28日)
売上高:13億6,500円(前年同期比4.5%増)
営業利益:5,600万円(同 21.8%減)
経常利益:5,600万円(同 21.9%減)
四半期純利益:3,100万円(同 13.4%減)
基盤事業である新聞等発行事業においては、既存発行エリアの広告主へのアプローチ強化策としてface to face営業を促進するとともに、地域新聞(フリーペーパー)だけでなくフリーマガジンの発行や地域情報コミュニティサイト「チイコミ」とのクロスメディア化を推進し、商品力の拡充を図ることで広告主の満足度の向上に努めた。また、平成24年11月に埼玉県内に2版(春日部中央版、春日部東版)の新規創刊を行った。
また、折込チラシ配布事業においては、地図情報システム(GIS)を活用した、より広告効果の高まるエリア選定ができるサービスが広告主のニーズに合致し、引き合いが増加した。
これらの施策の結果、基盤事業である新聞等発行事業及び折込チラシ配布事業においては、既存の広告主様への継続的な販売が増加するとともに、新規取引顧客を拡大することができたため、その結果として、売上高の拡大を図る事ができた。
利益については、売上高の増加により売上総利益は増加したが、配布業務委託料や人材強化のための採用関連費等の販売費及び一般管理費の伸びが売上総利益の伸びを上回ったことにより、営業利益・経常利益・四半期純利益ともに、前年同期を下回った。