RKB毎日放送、平成25年3月期第3四半期決算を発表
RKB毎日放送株式会社は、平成25年3月期第3四半期決算を発表した。
<平成25年3月期第3四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年12月31日)
売上高:175億1,100万円(前年同期比 0.5%減)
営業利益:12億400万円(同 11.7%増)
経常利益:12億6,200万円(同 10.8%増)
四半期純利益:7億2,500円(同 16.9%増)
セグメント別の状況は次のとおり。
<放送事業>
放送事業は、収入122億1,800万円(前年同期比 1.9%増)、営業利益8億6,200万円(前年同期比 5.0%減)となった。
テレビ部門は、収入106億7,000万円(前年同期比 1.3%増)となった。タイム収入は1.9%減となったが、制作収入は新番組のスタートにより22.1%増、スポット収入は0.5%増となった。業種別では、化粧品・洗剤、卸売・小売などが落ち込んだものの、輸送機器、精密・事務機器などが伸びた。
ラジオ部門は、収入15億4,700万円(前年同期比 6.2%増)となった。スポット収入は9.5%増、タイム収入も6.4%増となった。
損益面では番組制作費が増加し、減益となった。
<システム関連事業>
システム関連事業は、収入29億9,200万円(前年同期比 8.3%減)、営業損失1億4,600万円(前年同期は営業損失2億2,700万円)となった。
ソフトウェア開発業界では業界内の競争が一層の厳しさを増す中、自治体向けソフトウェア開発の受注が減少し、減収となった。損益面では開発経費、外注費の削減等コスト管理を徹底し、営業損失が縮小した。
<不動産事業>
不動産事業は、収入10億2,800万円(前年同期比 3.6%減)、営業利益5億5,600万円(前年同期比 1.4%増)でほぼ前年並みとなった。
<その他事業>
その他事業は、収入21億6,200万円(前年同期比 3.8%増)、営業損失6,200万円(前年同期は営業損失1億4,300万円)となった。
催事部門では、蜷川幸雄演出のシェイクスピア劇「トロイラスとクレシダ」「輝ける皇妃エリザベート展」「フェルメール「真珠の首飾りの少女」in ベルリン国立美術館展」などを開催したほか、「マイケル・サンデル教授 in 福岡 若者の希望と幸せの創造」を企画制作した。また、コンテンツ部門では、データ放送サービス「よんday」、ライツ部門でも映画の出資に対する分配金の増加により、すべての部門で増収となり、損益面でも営業損失が縮小した。