ファンコミュ、平成24年12月期決算を発表 全事業で増収増益
株式会社ファンコミュニケーションズは、平成24年12月期決算を発表した。
<平成24年12月期の連結業績>
(平成24年1月1日~平成24年12月31日)
売上高:144億8,200万円(前期比36.7%増)
営業利益:22億4,500万円(同 30.4%増)
経常利益:23億400万円(同 28.8%増)
当期純利益:16億3,900万円(同 66.5%増)
スマートフォンへの対応を強化し、同社グループサービスの利用企業拡大やパートナーサイトとの関係強化を図った。また、広告主のグローバル化を見据え、海外の広告配信ネットワークとの提携を中心に進めるため、株式会社アドジャポンを設立。さらに、パートナーサイトの収益機会の拡大を促進するため、株式会社セルフエンプロイドを設立した。また、平成24年7月にスマートフォンのアプリ情報を提供するメディアを運営する株式会社ミートラボを買収した。
セグメントの業績は、次のとおり。
<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。その結果、当連結会計年度の売上高は84億381万1,000円(前年同期比18.5%増)、全社費用控除前の営業利益は22億3,883万1,000円(前年同期比14.8%増)となった。
<モバイル向けアフィリエイト広告サービス>
「モバハチネット」の売上が鈍化した一方、「ネンド」の売上が順調に推移した。その結果、当連結会計年度の売上高は49億8,432万1,000円(前年同期比66.4%増)、全社費用控除前の営業利益は7億8,341万5,000円(前年同期比46.9%増)となった。
<自社媒体事業>
当連結会計年度においては、平成23年8月に買収した株式会社リアラスの連結対象期間の相違及び、平成24年7月に子会社化した株式会社ミートラボの売上が純増したことにより売上は増加した。一方、営業利益ベースでは連結セグメント間の取引の増加に伴い減少した。
その結果、当連結会計年度の売上高は4億4,167万5,000円(前年同期比93.3%増)、全社費用控除前の営業損失は9,610万2,000円(前年同期は営業損失4,440万7,000円)となった。
<その他>
当連結会計年度の売上高は6億5,241万2,000円(前年同期比135.3%増)、全社費用控除前の営業利益は8,697万1,000円(前年同期比200.9%増)となった。