電通、2013年3月期第3Q決算 オリンピック、FIFAワールドカップジャパンなどで好調
株式会社電通は2月8日、2013年3月期第3四半期(2012年4月1日~2012年12月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :1兆4121億9500万円(前年同期比 4.0%増)
営業利益 :381億1600万円( 同 24.1%増)
経常利益 :390億9800万円( 同 4.8%増)
四半期純利益:199億3900万円( 同 50.2%増)
期初は、震災のあった前年同期からの反動増もあり、テレビスポットを中心に堅調に推移したが、夏頃から落ち着く形となった。大きなイベントでは「第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)」「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ ジャパン2012」などを足がかりに、多面的にビジネスを展開し、利益を伸ばした。
事業別業績は、広告業では売上高1兆3689億3000万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益351億600万円(同24.0%増)、情報サービス業では売上高481億1300万円(同9.7%増)、セグメント利益7億4200万円(前年同期はセグメント損失4億6100万円)、その他の事業では売上高123億6500万円(同9.9%減)、セグメント利益8億2300万円(同87.3%増)となった。
所在地別業績は、日本が売上高1兆2,176億9600万円(前年同期比1.8%増)、営業利益347億8100万円(同21.7%増)、海外が売上高2,009億8000万円(同19.8%増)、営業利益31億2000万円(同68.8%増)だった。