サイバーエージェント、2013年1Q決算 純利益58%増加

株式会社サイバーエージェントは1月31日、2013年9月期第1四半期(2012年10月1日~2012年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :408億2500万円(前年同期比 27.0%増)
営業利益  :15億4300万円( 同 68.6%減)
経常利益  :16億2200万円( 同 66.8%減)
四半期純利益:32億5100万円( 同 58.3%増)とのこと

今期は注力事業として、スマートフォン向けにコミュニティ&ゲームSNS「Ameba」を本格始動させるとともに、TVCMや交通広告等の大規模なプロモーションを展開する等、スマートフォン関連事業に経営資源を集中させた。その一方で、FX事業を売却決定するなど、事業再編も進めた。
Ameba関連事業では、約30億円の大規模なプロモーション展開、前期までインターネット広告事業に属していたスマートフォンメディアの新規開発事業の統合等を行ったため、売上高は65億6100万円で前年同期比7.9%増となったが、営業損益は31億0200万円の損失を計上した。
SAP(ソーシャルゲーム)・その他メディア事業では、国内・海外における積極展開等により、売上高は157億5000万円で前年同期比65.6%増、営業利益は10億1100万円となった。
インターネット広告事業では、スマートフォン広告の順調な販売等により、売上高は188億7600万円で前年同期比で13.4%増、営業利益は19億3100万円となった。