ザ・ハフィントン・ポスト日本版立ち上げ 朝日新聞社と合弁会社設立
「The Huffington Post(ザ・ハフィントン・ポスト)」の日本版を立ち上げる計画について、米国のザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループと朝日新聞社が基本合意を交わしたことを発表した。
ザ・ハフィントン・ポスト(ハフポスト)と朝日新聞社で、日本版を運営する合弁会社を日本国内に設立し、来春のサービス開始を目指す。ニュースに基づき専門家やユーザーが活発に意見を交わす、新しい形のフォーラムが日本に誕生することになる。
ハフポストは 2005 年に米国で創設。米国では月間 4600 万人近い利用者があり、最大のニュースサイト。現在は米国のほか英国、カナダ、フランス、スペイン、イタリアの各国版を展開している。
寄稿するブロガーは世界中で4万人以上、各界の専門家、政治家、セレブリティ、学生らが幅広いテーマで書き込む。ハフポストのチェアマン・プレジデント兼編集長である Arianna Huffington(アリアナ・ハフィントン)氏は、「我々が手がけているコミュニケーションの輪は、グローバルに広がり続けています。そこに加わる日本のユーザーのみなさまから、たくさんのご意見をお寄せいただき、それを発信することが、我々の使命だと考えています」とコメントを寄せている。
また、朝日新聞社の編集・国際担当 吉田慎一氏は「ウェブ上で発信されるオピニオンやブログは定着し、さらに増え続けています。新しいニーズに応え、ハフポストとともに、今までにないオピニオンフォーラムをつくります」と話す。