凸版印刷とサイバーエージェント、特定のジェスチャーで「いいね」されるO2Oプロモーションシステム提供開始

凸版印刷株式会社と株式会社サイバーエージェントは、凸版印刷が開発した新しいO2O(※1)プロモーションシステム「ジェスチャーいいね!」の提供を2012年12月中旬より開始する。

「ジェスチャーいいね!」は、ある特定のジェスチャーをすると、Facebook上のイベントページに“いいね!”ができる、画期的なO2Oプロモーションシステム。PCやスマートフォンなどのFacebookページからアクションを起こさなくても、イベント参加者がカメラに向かって特定のジェスチャーをするだけで“いいね!”をカウントできる。

具体的には、イベント参加者がFacebookのイベントページから事前登録すると、受付番号が発行され、その後、イベント参加者の顔写真を撮影し、受付番号を紐付けて登録。イベント会場にてタブレット端末のカメラに向かって特定のジェスチャーをすることで、タブレット端末に搭載された顔認証ならびにジェスチャー認証技術により、Facebookのイベントページに“いいね!”がカウントされるしくみ。

また、特定のジェスチャーをした際、タブレットの画面上に、ブランドロゴなどあらかじめ設定したAR(※2)コンテンツの表示が可能。さらにARコンテンツが表示された写真を撮影し、Facebookの個人ページに投稿することもできる。

「ジェスチャーいいね!」により、企業の販促活動や広告展開において、商業施設や店舗、イベントスペースなどの「リアルの場」と「ネットの場」をつなぎ、実際の行動が即座にソーシャルメディアに反映されるO2Oプロモーションを実現する。

「ジェスチャーいいね!」からカウントされた“いいね!”や投稿された内容は、イベント参加者の友達のページにまで共有・伝播され、O2Oの高い拡散効果が期待できる。

なお本システムは第1弾として、2012年11月28日(水)にサイバーエージェントが実施したブロガーイベント「AmebaGG Beauty Project」(会場:シャルマンシーナ東京)に採用された。今後はアパレル業界やアミューズメント業界などに向けて本製品を拡販。2013年に約1億円の売上を目指す。