ADK、「シニアレポート2012」2号公開 60代女性、体力維持などの商品に積極消費か

株式会社アサツー ディ・ケイは、2012年5~6月に実施した「ADK生活者総合調査2012」をもとに、60歳以上のシニア層の生活意識や行動に関する分析結果をまとめた「シニアレポート2012」の第2号を公開した。
調査結果から、長い人生経験を経てきたシニア層が楽しかった時代を振り返った場合、男女で差が見られ、また昔の思い出を仲間と共有する同窓会やクラブなどのOB会に積極的に参加している姿が見えてきたという。現在の趣味・スポーツ活動にも、学生時代に打ち込んでいたことが影響していることを窺わせる結果も見られた。

<調査結果トピックス>

①「一番楽しかった年代」は、60代前半男性の41%が「20代」と回答。一方60代後半女性は25%が「60代」と回答。過去を追う男性と、今を楽しむ女性の差がくっきり。

②「今が一番楽しい」と答える60代女性は、アンチエイジングから「エンジョイエイジング」へ。
 加齢を肯定的に受け入れ、それを活かす消費態度が顕著。

③活発な同窓会・OB会参加。シニア男女の24%が「よく参加」。「たまに参加」を加えると6割強。
 70代前半では、男性40%、女性33%が「よく参加する」と回答。

④シニア層が今行っている趣味における「学生時代に打ち込んだ趣味」の割合
 男性は「学生時代に打ち込んだ趣味」、女性は「今とこれからの趣味」が上位に。

■その他調査詳細はこちら
http://www.adk.jp/html/news/2012/20121203_001673.html