ファンコミュ、3Q決算 PC・モバイル双方のアフィリエイトが好調で増収増益

株式会社ファンコミュニケーションズは、平成24年12月期第3四半期決算を発表した。

<平成24年12月期第3四半期の連結業績>
(平成24年1月1日~平成24年9月30日)
売上高:102億9,800万円(前年同期比31.6%増)
営業利益:15億6,300万円(同 18.1%増)
経常利益:16億500万円(同 16.7%増)
四半期純利益:12億3,900万円(同 57.0%増)

スマートフォンへの対応を強化し、当社グループサービスの利用企業拡大やパートナーサイトとの関係強化を図った。また、広告主のグローバル化を見据え、海外の広告配信ネットワークとの提携を中心に進めるため、株式会社アドジャポンを設立。さらに、パートナーサイトの収益機会の拡大を促進するため、株式会社セルフエンプロイドを設立した。また、2012年7月にスマートフォンのアプリ情報を提供するメディアを運営する株式会社ミートラボを買収した。
なお、四半期純利益には、特別利益に投資有価証券売却益を4億6,000千円、特別損失に投資有価証券売却損を7,281万5,000円及び投資有価証券評価損を3,917万6,000円計上している。

<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は61億1,050万1,000円(前年同期比16.1%増)、全社費用控除前の営業利益は16億2,773万7,000円(前年同期比13.0%増)となった。

<モバイル向けアフィリエイト広告サービス>
ネンドの売上が順調に推移。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は34億1,604万8,000円(前年同期比61.8%増)、全社費用控除前の営業利益は5億2,322万8,000円(前年同期比47.9%増)となった。

<自社媒体事業>
株式会社リアラスの売上がフィーチャーフォン向け広告を中心に減少したが、当第3四半期連結会計期間より株式会社ミートラボを連結子会社としており、その売上が上乗せされた。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3億1,618万1,000円(前年同期比18.5%増)、全社費用控除前の営業損失は6,757万4,000円(前年同期の営業利益は7,090万4,000円)となった。

<その他>
売上高は4億5,583万9,000円(前年同期比142.9%増)、全社費用控除前の営業利益は4,546万1千,000円(前年同期比89.4%増)となった。