大日本印刷、通期業績予想を下方修正 液晶テレビ関連の売上が減少

大日本印刷株式会社は、最近の業績の動向を踏まえ、平成24年5月14日に公表した業績予想を修正した。

<平成25年3月期通期連結業績予想数値の修正>
(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
売上高:1兆5,200億円(前回予想より600億円減、3.8%減)
営業利益:380億円(同 100億円減、20.8%減)
経常利益:390億円(同 80億円減、17.0%減)
当期純利益:120億円(同 55億円減、31.4%減)

海外景気の減速懸念や個人消費の伸び悩み・競争激化などにより、経営環境の不透明感が強まっている。特に液晶テレビの世界的販売低迷の影響を受けて、大型液晶パネル向けのカラーフィルターや反射防止フィルムの売上が減少したほか、フォトマスクも引き続き厳しい状況となった。