電通、2013年2Q決算 ロンドン五輪など多面的展開で好調維持
株式会社電通は11月8日、2013年3月期第2四半期(2012年4月1日~2012年9月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :9210億3600万円(前年同期比 6.7%増)
営業利益 :221億1000万円( 同 51.9%増)
税引前利益 :197億8400万円( 同 0.9%増)
四半期純利益:93億4900万円( 同 16.8%増)
今期の電通は、「第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)」などを足がかりに多面的にビジネスを展開するとともに、積極的な営業活動を展開。この結果、第2四半期連結累計期間の売上高は9210億3600万円で前年同期比6.7%増とし、営業利益、純利益ともに好調を維持した。
報告セグメントごとの業績において、広告業は、売上高8912億8600万円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益197億6600万円(同63.9%増)とした。なお、マス四媒体の売上高は、4,032億2000万円で前年同期比4.2%増。マス四媒体以外の売上高は2,729億600万円(同4.3%増)となり、売上高構成比は40.4%だった。
当社単体売上高に占める割合の大きい上位15業種では、「自動車・関連品」(前年同期比58.6%増)、「情報・通信」(同7.6%増)、「飲料・嗜好品」(同7.2%増)など11業種で売上高が増加。売上高が減少したのは、「家電・AV機器」(同15.1%減)、「官公庁・団体」(同29.1%減)など4業種だった。