テレビ朝日、2Q決算は売上高7.4%増 サービス・娯楽、食品など前年同期を上回る伸び
株式会社テレビ朝日は、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。
<平成25年3月期第2四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年9月30日)
売上高:1,241億3,600万円(前年同期比 7.4%増)
営業利益:50億100万円(同 19.2%増)
経常利益:61億1,400万円(同 8.3%増)
四半期純利益:32億800万円(同 2.9%減)
セグメントの業績は、次のとおり。
<テレビ放送事業>
タイム収入は、安定的な広告枠の確保を図る動きが見られた。レギュラー番組のセールスでは、4月改編において「シルシルミシルさんデー」「関ジャニの仕分け∞」など、レギュラー番組の好調な視聴率を背景として単価の上昇を図った結果、前年同期に比べ増収となった。また、単発番組についても、「世界フィギュアスケート国別対抗戦2012」「ロンドンオリンピック2012」「2014FIFAワールドカップブラジルアジア地区最終予選」などのセールスにより、大幅な増収となった。以上の結果、タイム収入合計は451億7,800万円(前年同期比+8.4%)となった。
スポット収入は、前年同期の東日本大震災の影響からの反動や、スマートフォン・タブレット需要および円高に伴う海外旅行需要などを背景として、好調に推移した。業種別では、「サービス・娯楽」「食品」「輸送機器」など全16業種中、8業種が前年同期を上回る伸びとなった。以上の結果、スポット収入は446億5,800万円(同+9.5%)となった。
また、番組販売収入は64億6,400万円(同+5.7%)、その他収入は129億7,600万円(同+30.5%)となった。
以上の結果、テレビ放送事業の売上高は1,092億7,700万円(同+10.9%)、営業費用は1,055億200万円(同+9.6%)となった結果、営業利益は37億7,500万円(同+66.4%)となった。
<その他事業>
CS事業において、新たに「朝日ニュースター」を加え、2チャンネル運営としたことなどにより、その他事業の売上高は169億4,000万円(前年同期比+9.4%)、営業費用は162億9,300万円(同+12.3%)となった結果、営業利益は6億4,700万円(同△33.4%)となった。