ベクトル、第2四半期決算を発表 売上高23億9,500万円
株式会社ベクトルは、平成25年2月期第2四半期決算を発表した。
平成25年2月期第2四半期の連結業績
(平成24年3月1日~平成24年8月31日)
売上高:23億9,500万円
営業利益:2億6,600万円
経常利益:2億5,000万円
四半期純利益:1億2,300万円
なお、第2四半期の業績開示を当連結会計年度より行っているため、24年2月期第2四半期の実績及び増減率については記載していない。
同社グループは「戦略PR」を中心に成長を続けており、3月の東京証券取引所への上場による認知度の向上にも支えられながら積極的な営業活動を実行し、変化を続けるメディア環境に対応したPRサービスの提案力と実行力の向上にも努めるなど、事業規模の拡大と利益の確保に向けて地道な取組みを実施した。
デジタル領域においては、インターネットメディアに加えソーシャルメディアの活用やPR周辺業務への取り組みも強化し、収益の拡大を図った。子会社である株式会社PR TIMESは、累計の取引先社数が4,000社を突破するなど順調に業績を伸ばし、株式会社シグナルは、「戦略PR」とソーシャルメディア、Web広告、アプリプロモーションなどを組み合わせたサービスを提供するなど、多様化・高度化する顧客ニーズに対応するとともに、クライアントの情報戦略と合致する企業ホームページやキャンペーンサイトの制作業務のほか、制作したウェブページのSEO対策などのPR周辺業務の獲得にも相次いで成功するなど、当社の連結業績の伸長に貢献した。
さらに、海外においては中国子会社である維酷公共関係諮問(上海)有限公司につづく海外子会社として6月に香港に維酷公共關係集團國際有限公司を設立し、中国の華南地域における販売体制を強化するとともに、ASEAN地域を中心とした中国以外のアジア市場への事業展開にむけた体制の整備を推し進めた。