地域新聞、通期業績予想を上方修正
株式会社地域新聞社は、平成23年10月12日に公表した平成24年8月期通期個別業績予想を修正した。
平成24年8月期通期個別業績予想数値の修正
(平成23年9月1日~平成24年8月31日)
売上高:26億2,600万円(前回予想より1億500万円増、4.2%増)
営業利益:1億2,500万円(同 3,500万円増、39.4%増)
経常利益:1億2,500万円(同 3,500万円増、39.7%増)
当期純利益:5,700万円(同 700万円増、15.5%増)
基盤事業である新聞等発行事業において、既存発行エリアの広告主へのアプローチ強化策としてface to face 営業を促進するとともに、フリーマガジンの発行等を行い、商品力の拡充を図ることで広告主の満足度の向上に努めてきた。また、折込チラシ配布事業においては、地図情報システム(GIS)を活用した、より広告効果の高まるエリア選定ができるサービスが広告主のニーズに合致し、引き合いが増加した。
これらの施策の結果、新聞等発行事業及び折込チラシ配布事業ともに、既存の広告主への継続的な販売が増加するとともに、新規取引顧客を拡大することができたため、その結果として、売上高の拡大を図ることができた。
また、利益面においては、売上高の増加が売上原価・販売費及び一般管理費の伸びを吸
収することができたため、営業利益・経常利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。
当期純利益については、モバイル広告サイト等の減損損失800万円と元従業員の遺族からの訴訟において和解が成立した場合の引当金として、訴訟損失引当金700万円を特別損失に計上したため、営業利益及び経常利益に比べて増加率が縮小している。