電通、食べ物のメニューで検索できるソーシャルアプリ「フードキング」を公開
株式会社電通は8月30日、食べ物メニュー別検索ソーシャルアプリ「フードキング」を開発したことを発表した。すでに8月24日より、iOS対応のスマートフォン(iPhone)向けに、日本語・英語によるサービスを開始している。
「フードキング」は、食べ物を軸にユーザー同士が繋がることができるソーシャルアプリ。従来アプリのように、店舗情報を中心にせず、食べ物ごとに投稿を受け付けることで、例えば“オムライス”を検索する場合、洋食店だけでなく、隠れた人気メニューとしてオムライスを提供する和食店も探すことが可能となっている。検索結果は、利用者の現在地を中心に、検索した食べ物が提供されている店舗が地図上に表示される。
また、ユーザー同士でコメントしあえる機能や共感をしあえる機能を搭載。食べ物に関するコメントや共感はポイント換算され、食べ物ごとに一番多いポイントを獲得しているユーザーは、アプリ内でトップ(King)として表示される。
年内には、アプリがダウンロードされた国の情報に基づき、各国ごとに食べ物カテゴリーの表示を変えることでユーザーの利便性を向上させていく予定。また、食べ物カテゴリーは今後も毎月追加していく予定で、多言語での展開も検討されている。
電通は、本アプリを用いて、世界で利用できる食べ物のデータベースを構築し、将来的にはクーポン券の発行等、企業に新たなコミュニケーション機会を提供できるプラットフォームへと進化させていく計画だ。