電通DH、英Maxifier社に出資
株式会社電通デジタル・ホールディングス(DDH)は8月28日、同社が運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合(電通デジタル・ファンド)」を通して、アド・テクノロジーおよびデータ・マネジメント会社であるMaxifier社へ出資したことを発表した。
Maxifierは、アドサーバ、SSPやイールド・オプティマイザーと連携し、すべてのキャンペーン(需要)や枠在庫(供給)を横断した最適化を行う「ADMAX」を提供している。ADMAXとインテグレーションしているタイプのアドサーバであれば、リアルタイムでの最適化が可能。またログ方式を採用しているため、煩雑なタグ管理を必要とせず、ADMAXとインテグレーションしていないタイプのアドサーバでも、ログさえあれば最適化分析が可能なサービスだ。このような特徴からADMAXは、欧米の大手媒体社に数多く採用され成果を上げつつあるとのこと。
先日Maxifierは日本支社を設立し、日本およびアジア市場での本格的なビジネス展開を開始している。今回の出資を期に、株式会社サイバー・コミュニケーションズを中心に、電通グループとMaxifierが連携し、アジア市場全体を視野に入れた共同事業展開を検討していく。