電通、インドのタプルート社の株式51%取得で合意
株式会社電通は、インドのクリエーティブ・エージェンシーであるタプルート社と同社株式の51%を取得することで合意した。なお、合意事項に基づき、電通は今後3年以降5年以内にタプルート社を完全子会社化する予定。
この株式取得により、タプルート社は当社の海外事業統括組織である電通ネットワークが管轄する電通インディア・グループ(以下、DIG)の傘下に入ることになる。これにより、新たに多国籍企業やインド国内の有力広告主がDIGの顧客基盤として加わるほか、タプルート社が持つクリエーティブリソースを活用していくことで、より質の高いサービスの提供が可能となる。
【タプルート社の概要】
社名:タプルート社(Taproot India Communication Private Limited)
本社所在地:インド・ムンバイ市
設立:2009年5月
資本金:100,000インドルピー
株主構成:株式会社電通51%、タプルートの下記創業者2名49%(各24.5%)
売上総利益:約2億円(2012年3月期実績)
創業経営者:アグネロ・ディアス(Agnello Dias)、サントシュ・パディ(Santosh Padhi)
従業員数:25名(2011年末現在)
事業内容:広告ビジネスにおけるクリエーティブ関連事業