ソーシャルメディア利用 若者「スマホ派」と30代以上「PC派」が2大主流に 博報堂DYグループ調べ

株式会社博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」は8月20日、「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査・分析結果報告」を発表した。この調査では、Twitter・Facebook・mixiいずれかを週1日以上利用する、全国10~60代男女1080人から回答を得た。その結果、SNSのメイン利用機器は、10~20代ではスマートフォンが多く、30~60代ではPCが多いなど、利用する機器によって人物像や利用方法などに大きな差が生まれていることが判明した。
まず「PC派」(ソーシャルメディアを主にPCで利用する層)は、ソーシャルメディア利用者の6割を占めるマジョリティ層で、30~40代の男性ビジネスマンが中心。夜帰宅後ソーシャルメディアを利用し、ほぼ毎日利用する人は6割。Facebookのいいね利用率は5割を越え 、企業・商品・サービス情報のSNS投稿率も4割を超えていた。

一方、「スマホ派」(ソーシャルメディアを主にスマートフォンで利用する層)は、ソーシャルメディア利用者の3割を占める第二の層で、10~20代では5割弱とPC派を抜く、若者中心の層となっている。移動中や食事中などさまざまなシーンで利用し、ほぼ毎日利用する人は8割と、高頻度な接触がうかがえます。Facebookのいいね利用率は6割、企業・商品・サービス情報のSNS投稿は1か月で平均3.2回と高く、“PC派”に比べて情報拡散力や企業のマーケティング活動への寄与度が高い層だと言えるとしている。