デジタルガレージ、2012年決算 広告・PR・決済事業好調で利益増
株式会社デジタルガレージは8月13日、2012年6月期(2014年7月1日~2012年6月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :149億0300万円(前年同期比 34.7%増)
営業利益 :16億2100万円(前年 1億3500万円)
経常利益 :27億0800万円(前年同期比 178.5%増)
当期純利益 :21億0600万円( 同 133.8%増)
日本国内におけるインキュベーション事業に加え、当連結会計年度では、米国に戦略拠点を立ち上げるなど、グローバル展開に注力。2011年12月にNew Context社を設立し、ソフトウェア開発会社2社を買収するなど、技術開発をグローバルに支援するためのプラットフォーム構築に着手した。なお、米国サンフランシスコにインキュベーションセンターを来年開設する準備を進めているとのこと。
一方、収益の柱でもある決済事業を拡大するため、2012年4月にSBIベリトランス(現:ベリトランス)を連結子会社化。イーコンテクストと合わせると年間取扱高が5,000億円を超える規模となった。なお、ベリトランスは中国をはじめアジア地域での展開も進めている。
メディア・インキュベーション事業(「Twitter」を活用した広告販売など)では先行投資を優先したが、広告・プロモーション事業、決済事業がともに好調であったため、全体としての売上は増加、利益も大幅に伸長させた。