セーラー広告 1Qは売上高20億2,900万円で前年同期比15.1%増

セーラー広告株式会社は、平成25年3月期第1四半期決算を発表した。

<平成25年3月期第1四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年6月30日)
売上高:20億2,900万円(前年同期比15.1%増)
営業利益:100万円(前年同期は6,400万円の損失)
経常利益:700万円(前年同期は5.300万円の損失)
四半期純利益:▲1,000万円(前年同期は5,000万円の損失)

昨年掲げた中期経営ビジョン『コミュニケーション効果№1、地域シェア№1』のもと、顧客志向の営業推進を徹底するとともに、グループ一体となった営業活動に取り組んだ。その結果、主要広告主からのマス媒体、印刷物を中心とした広告プロモーションの受注に加え、前期プロデュース業務を受注した「えひめ南予いやし博2012」のオープニングイベント業務、地元商店街の再開発に関連したプロモーション活動、店頭での商品販売をマネジメントするイベント型店頭販売支援業務などを受注し、連結の売上高は増収となった。

売上の増加とともに利益率も改善し、売上総利益率が0.6ポイント改善した結果、売上総利益は3億2,900万円(前年同期比119.6%)となっした。諸経費の抑制によって販売費及び一般管理費が3億2,800万円(前年同期比96.7%)となったが、リニューアル月刊誌創刊号の発売が5月であったことによる4月の月刊誌広告受注量の減少と、リニューアルに関する諸費用の計上から、営業利益は100万円となった。ただし、営業利益は前年同期に比べ6,500万円増加しており、このような月刊誌リニューアルに起因する要因は一時的なもので、当社グループ通期の業績へ影響するものではない。
また、期首と当四半期末における将来減算一時差異の見積り期間の相違を要因とする繰延税金資産の取崩しに起因した法人税等調整額1,200万円の計上から、四半期純損失は、前年同期に比べ4,000万円回復した。