中部日本放送、1Q決算 経常利益69%増 車、食品・飲料など出稿増
中部日本放送株式会社は、平成25年3月期第1四半期決算を発表した。
<平成25年3月期第1四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年6月30日)
売上高:85億8,200万円(前年同期比7.1%増)
営業利益:7億2,900万円(同 85.5%増)
経常利益:8億4,500万円(同 68.9%増)
四半期純利益:5億5,300万円(同 163.3%増)
セグメントの業績は、次のとおり。
〈放送関連〉
収入の大きな柱であるテレビスポット収入において、前年の震災による落ち込みからの反動もあり、「輸送機器」「食品・飲料」などの業種の出稿が増加したことから、売上高は78億8,300万円(前年同期比8.3%増)となった。
利益面では、売上高の増加に加え、減価償却費が減少したことから、営業利益は4億6,600万円(前年同期比278.8%増)となった。
〈不動産賃貸〉
東京の賃貸ビルにおいてテナントからの賃料収入が減少したことにより、売上高は3億5,000万円(前年同期比8.8%減)となった。
利益面では、東京の賃貸ビルにおける売上高の減少が響き、営業利益は2億1,300万円(前年同期比5.7%減)となった。
〈ゴルフ場〉
震災影響の落ち込みから回復し、来場者数が増加したことから、売上高が1億5,000万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は2,200万円(前年同期比121.3%増)となった。
〈その他〉
保険代理業、タクシー業などで構成される「その他」は、売上高が1億9,700万円(前年同期比7.2%減)、営業利益は2,800万円(前年同期比17.4%減)となった。