電通、1Q業績発表 純利益350%増 テレビスポットなども回復

株式会社電通は8月3日、平成25年3月期第1四半期連結累計期間(平成24年4月1日~6月30日)における連結および単体の決算が確定したと発表した。

【第1四半期連結累計期間業績】
売上高    4,474億6,900万円(前年同期比11.3%増)
営業利益   95億7,100万円(同126.4%増)
経常利益   114億9,700万円(同78.9%増)
四半期純利益 58億8,600万円(同349.8%増)

なお、第1四半期連結累計期間における単体の業績および業務区分別・業種別売上高の概況について、媒体別では、マス四媒体の売上高は、2,064億9,800万円(前年同期比10.6%増)、マス四媒体以外の売上高は1,289億8,800万円(同12.8%増)となり、売上高構成比は38.4%となった。

業種別では、「自動車・関連品」(前年同期比164.9%増)、「情報・通信」(同20.4%増)、「飲料・嗜好品」(同20.8%増)など11業種で売上高が増加し、売上高が減少したのは、「家電・AV機器」(同23.4%減)、「官公庁・団体」(同24.4%減)など4業種にとどまった。