博報堂DYグループ、O2Oプラットフォーム提供開始 ファミマ×初音ミクが第一弾

博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」とグループ企業である株式会社博報堂アイ・スタジオは7月30日、O2O(Online to Offline)プラットフォーム「grabee」(グラビー)を共同で開発したことを発表した。8月より提供を開始する。

「grabee」は、“スマートフォンを振る”という簡単な動作でコンテンツを取得できるO2Oシステム。スマートフォンユーザーは、本サービスに対応した店舗・駅のポスターの前やイベント会場などで、専用アプリを起動し、スマートフォンを「振る」ことで、クーポン・楽曲・ゲーム・スタンプラリーなど、さまざまなコンテンツを取得できる。iPhoneとAndroid端末に対応する。
「grabee」を活用する企業は、専用アプリを起動中のスマートフォンユーザーに向けて、「日時」「場所」「ユーザーの性・年齢などの属性」などを指定して、さまざまなコンテンツタイプの情報を配信できる。

さらに、実施した施策の効果を検証するために、「日時」「場所」「ユーザーの性・年齢などの属性」単位でダウンロード件数・ユニークユーザー数を把握することもできる。

なお株式会社ファミリーマートでは、2012年8月14日~9月21日に全国にて実施する「初音ミク5th AnniversaryミクLovesファミマ♪キャンペーン」の39日間連続店頭動画配信にて、grabeeを採用。ファミリーマート店頭で、grabeeアプリを起動し、スマートフォンを振ることで、初音ミクの限定動画を日替わりで取得できる。また、動画を見るごとに、スタンプが押され、1スタンプごとに、オリジナル壁紙をゲットできるスタンプラリーも展開される。