サイバーエージェントの3Q決算 経常利益35.7%増 課金・広告収入が拡大
株式会社サイバーエージェントは7月26日、2012年9月期第3四半期(2011年10月1日~2012年6月30日)の業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :1019億0200万円(前年同期比 15.0%増)
営業利益 :145億5700万円( 同 34.3%増)
経常利益 :144億0700万円( 同 35.7%増)
四半期純利益 :69億1200万円( 同 24.0%増)
Amebaを中心としたスマートフォンメディアのサービス強化やソーシャルゲームのラインナップ拡充に努めるとともに、ネットビジネス総合事業(旧インターネット広告代理事業)の変革に着手。その結果、業績は好調に推移した。
Ameba、アメーバピグ、AMoAd等のAmeba関連事業において、Amebaの2012年6月のPV数は339億PV(前年同月252億PV、87億PV増加)となり、会員数は2,359万人(前年同月1,645万人、714万人増加)となっている。アメーバピグ等の課金および広告収入が拡大したため、売上高は188億4100万円で58.0%増加、営業利益は49億3100万円で30.9%増加した。
メディア関連事業(ソーシャルゲーム事業)についても拡大し、売上高は329億6200万円で27.5%増加、営業利益は43億5600万円で130.7%増加となった。
また同社では 当期より、組織体制を広告代理事業を行うエージェンシーユニットとスマートフォン向け新規事業を立ち上げるネットビジネスユニットに変更。ネットビジネス総合事業では、人員の異動や技術者の採用を強化する等、新規事業立ち上げに注力し、売上高は509億1900万円で0.4%増加)、営業利益は24億2800万円の利益で21.2%の減少となった。