地域新聞社、第3四半期決算は純利益が前年同月比186.8%増

株式会社地域新聞社は、平成24年8月期第3四半期決算を発表した。

<平成24年8月期第3四半期の業績>
(平成23年9月1日~平成24年5月31日)
売上高:19億4,800万円(前年同期比8.5%増)
営業利益:1億1,800万円(同 160.6%増)
経常利益:1億1,900万円(同 161.3%増)
四半期純利益:6,400万円(同 186.8%増)

基盤事業である新聞等発行事業においては、既存発行エリアの広告主へのアプローチ強化策としてface To face営業を促進するとともに、地域新聞(フリーペーパー)だけではなくフリーマガジンの発行やモバイル広告「ちいこみ」とのクロスメディア化を推進し、商品力の拡充を図ることで広告主の満足度の向上に努めた。そして、以前から準備を進めておりました埼玉県の本格展開のスタートとして、平成23年10月及び11月に埼玉県内に2版(吉川・松伏版、八潮版)の新規創刊を行った。
また、折込チラシ配布事業においては、地図情報システム(GIS)を導入し、「地域ごとにどのような年齢層の人が多く住んでいるか」などの地域属性を地図上に色分けして示すことで、広告主個々のニーズに合ったターゲット層を絞り込み、より高い広告効果が見込める配布地域を提案するサービスを開始した。
これらの施策の結果、基盤事業である新聞等発行事業及び折込チラシ配布事業においては、既存の広告主への継続的な販売が増加するとともに、新規取引顧客を拡大することができたため、その結果として、売上高の拡大を図ることができた。
利益については、売上高の増加が売上原価・販売費及び一般管理費の伸びを吸収したことにより、売上総利益・営業利益・経常利益・四半期純利益ともに、前年同期を上回った。