電通とインフォバーン、コミュニティサイト「cotas（コタス）」開設

株式会社電通と株式会社インフォバーンは6月5日、オープンイノベーションコミュニティサイト「cotas（コタス）」を開設した。共同で開発・運営を行う。
「cotas」は、様々な分野の人や組織のつながり、マッチングにより新しい知見や価値が生まれ、増殖していくといった、新しいイノベーションの創出を目指すコミュニティサイトとなっている。欧米での成功事例や国内での先進的な取り組みを紹介するとともに、開発担当者のインタビューなども踏まえた上で、オープンイノベーションを取り入れる上でのヒントとなる手法や関連情報を提供する。さらに、マッチングを実現させるために、独創的なコンテンツやノウハウのある企業、団体との協業も進めていく予定だ。
なお、ユーザーが参加して新たな価値創造を行う“Co-Creation”、異なる分野の人や企業が協力して新たなもの・ことを生みだす“Collaboration”の「Co」に着目し、「co-（ともに）」と「tas-（足す）」で新しい価値をつくるという意味とのこと。
今夏には、電通の子会社である株式会社電通国際情報サービスがアジアでの販売権をもつ、米国のイノベーションマネジメントツール「Spigit」をコアエンジンとして採用したソリューションプログラム「D-hints」を搭載し、オープンイノベーションが体験出来るサイトへと拡充・進化する予定となっている。