DNPとDNPメディアクリエイト、効率的に電子カタログを制作・配信できる「ミカタ」を開発
大日本印刷株式会社(以下、DNP)と、子会社で商業印刷物などの企画制作を行う株式会社DNPメディアクリエイト(以下、DMC)は、1つのデータからチラシやカタログ、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、デジタルサイネージなど、多種多様なメディアへの情報発信支援する「クロスメディアコミュニケーション事業」を推進している。「クロスメディアコミュニケーション事業」は、紙と電子の両媒体に必要なコンテンツ制作から配信までの業務効率を向上させるとともに、価値観が多様化する生活者と企業の最適なコミュニケーションの実現を目指している。
DNPとDMCは、「クロスメディアコミュニケーション事業」をより一層推進するために、印刷用のDTP(DeskTop Publishing)データの制作と同時に、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などで閲覧する電子カタログを効率的に制作・配信できるシステム「ミカタ」を開発。「ミカタ」は“カタログの新しい見方”を意味したもので、DNPとDMCは、紙と同時に電子カタログを発行している、もしくは計画している企業に、「ミカタ」を提供する。紙と電子の両方のカタログ制作をはじめ、デジタルサイネージなどデジタルメディアのコンテンツ制作や関連する業務を含め、2014年度までに100億円の売上を目指す。
「ミカタ」は、低コスト・短納期で電子カタログを制作・配信、マルチデバイス対応多機能ビューア、営業支援機能、ウェブサイトや受発注システムとの連携、といった機能や特徴を持っているという。