CDG、平成24年3月期通期連結業績予想を修正 純利益33.3%増の5億6,000万円

株式会社CDGは、平成23年10月11日に公表した業績予想を修正した。

<平成24年3月期通期連結業績予想数値の修正>
(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
売上高:103億円(前回予想より3億円増、3.0%増)
営業利益:8億1,500万円(同 1億1,500万円増、16.4%増)
経常利益:8億2,500万円(同 1億2,500万円増、17.9%増)
当期純利益:5億6,000万円(同 1億4,000万円増、33.3%増)

さらなる事業拡大を目指し、顧客がセールスプロモーションで使用するグッズの企画及び販売によるビジネスから、顧客の営業上の課題に対応するマーケティング会社としてのサービスが提供できるように体質変換に取り組んだ。その中で、目指すべきビジョンを「顧客の営業上の課題全般に取り組む」という視点で「マーケティングソリューションカンパニー」とし、業務の根幹であるグッズの企画製作機能に加え、「インストアマーケティング」「デジタルプロモーション」など販売促進全般に対応すべく業務領域を拡大し、「サプライチェーンマネジメント」「システム開発」「企業間のアライアンスビジネス」など、顧客の営業上の課題「全領域」に対応できるように順次機能の付加を行なった。特に連結会計年度におきましては、「キャラクターを中心にしたコンテンツビジネス」「顧客の販路拡大を支援するビジネス」「POPを中心としたインストアマーケティング」といった取り組みにより、上流案件が増加したことで案件規模が拡大し、生産性が向上した。これらの結果、ビジネスの高付加価値化とともに、主要顧客への深耕が進み、飲料、製薬、情報通信を中心にほぼ全業種での売上の伸びが見られ、各項目において上記の通り計画数値を上回る見通しとなった。

なお、販売費及び一般管理費については、当第4四半期に実施する本社移転費用等により、当初見込みから若干の増加を見込んでいる。また、「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会監査委員会報告第66号)に基づき、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、平成22年3月期第2四半期において取崩した繰延税金資産を、当第4四半期に戻し入れることとなった。