弘亜社、タイのバンコク空港鉄道で全日空の広告を展開 回転寿司のイメージで車両をフルラッピング

株式会社弘亜社は、バンコクの空港から市内主要駅をつなぐバンコク空港鉄道(エアポートレールリンク=ARL)の広告第一弾として、ANA(全日本空輸株式会社)の広告をフルラッピング車両で2月20日から4月末まで行うことを発表した。
弘亜社は、タイ・バンコクに自社49%、現地の広告会社・365社51%との合弁会社「弘亜社メディア・タイランド」を2010年9月に設立し、ARLにおける車両および各駅の広告管理運営権(契約期間10年間)を入札の末、獲得している。この運営権獲得は、日本の交通広告会社が海外の交通広告の利権を獲得した初めてのケース。
今回のANAの広告のイメージは、今バンコクで人気の回転寿司で、皿にのった巨大なトロ、イクラ、海老、玉子焼、マグロ、一番人気のカリフォルニアロールが横に並べられた絵柄で車両をフルラッピングして、シティラインライン(各駅停車)の3車両1編成の空港鉄道が駅に侵入してくると、ホームで待っている人からはベルトコンベアで寿司が運ばれているように見えるユニークな広告となっている(日本と違い、窓・ドアもすべてステッカー貼りする)。本物の寿司をANAに乗って日本へ食べに行きたいというマインド喚起がコンセプト。
第二段は、エアアジアが広告主で、2月25日からフルラッピングを実施する予定。

■関連リリース http://koasha.co.jp/