インデックス、役員派遣を巡り約9億3000万円の訴訟を受ける

株式会社インデックスは2月13日、RHインシグノ株式会社から訴訟を受けたことを公表した。2月2日付で東京地方裁判所にて訴訟の提起を受け、2月13日に訴状を受け取った。使用者責任を問うものとして、9億3202万8465円の訴訟を受けたとしている。
インデックスの説明によると、同社は2006年12月4日当時、貸金業等を営むRHインシグノ(当時:アース株式会社)の筆頭株主となり、インデックス並びにインデックス子会社(当時)の従業員を役員として派遣した。
今般、原告側から、2009年4月28日付の原告取締役会において決議された債権譲渡の件に関して、派遣していたインデックス従業員に対して、原告の業務に適正に携わるよう監督する義務があるとして、本件債権譲渡に賛成して原告に損害を与えたとする行為につき、民法715条により使用者責任を負うとして、原告が受けたとする経済的な損失の支払いを求める訴えがなされたとのこと。
同社は、何ら不法行為に該当しない正当なものであるとしており、係争する構えだ。