不動産ポータルサイトのネクスト、通期見通し修正。不動産業界低迷により主力のポータル事業で苦戦。

不動産ポータルサイト『HOME'S』を運営する株式会社ネクストは、平成21年3月期通期の業績見通しの修正をを発表した。

売上高は前回発表から5億2千5百万円マイナスの88億9千1百万円、営業利益は7百万円プラスの9億2千9百万円、経常利益は1千万円プラスの9億1千4百万円、冬季純利益は6千3百万円マイナスの3億2千6百万円となった。
不動産業界の低迷により大手加盟店の退会や、店舗の統廃合により不動産ポータルサイトの加盟店数が減少した。

また、同日発表された四半期決算では、売上高は前年同期比19.7%増の64億円、営業利益は前年同期比21.5%減の6億7千3百万円、経常利益は前年同期比24.0%減の6億5千7百万円、四半期純利益は50.5%減の2億1千5百万円となった。
不動産インターネットオークションサービス「HOME'Sオークション」サービスを終了したことにより特別損失6千万円を計上したことで、四半期純利益を大幅に減らした。