ファンコミュニケーションズ、平成23年12月期決算発表 売上高105億9,000万円、営業利益17億2,100万円
株式会社ファンコミュニケーションズは、平成23年12月期決算を発表した。
<平成23年12月期の連結業績>
(平成23年1月1日~平成23年12月31日)
売上高:105億9,000万円
営業利益:17億2,100万円
経常利益:17億8,800万円
当期純利益:9億8,400万円
なお、平成23年12月期より連結財務諸表を作成しているため、平成22年12月期の数値及び対前期増減率については記載していない。
モバイル向けアフィリエイト広告サービスの「モバハチネット」において、スマートフォンアプリのダウンロードを対象としたアフィリエイトプログラムへの対応や、スマートフォン向け広告サービス「ネンド」においてアプリ内に配信できるスマートフォン用のSDKをリリースした。また、スマートフォン分野への新たな取り組みとして、株式会社エイトクロップスを設立し、アプリインストール型の成果報酬サービス「アドクロップス」をリリースした。その他、引き続き大手広告主の獲得やパートナーサイトとの関係強化、アライアンス先との共同セミナーの開催などを中心に、費用対効果をより高める営業活動を行った。
セグメントの業績は、次のとおり。
<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った結果、売上高は70億3,826万円、全社費用控除前の営業利益は19億1,580万円となった。
<モバイル向けアフィリエイト広告サービス>
モバハチネットの売上高が鈍化しているが、ネンドの売上が順調に推移した結果、売上高は28億4,061万4,000円、全社費用控除前の営業利益は4億5,887万9,000円となった。
<自社媒体事業>
フィーチャーフォン向けの自社媒体の売上高が減少した一方、スマートフォン向けの音楽再生アプリ「リリカ」はアプリダウンロード数の増加に伴って売上が増加している。また、平成23年8月に子会社化した株式会社リアラスの売上が純増した結果、売上高は4億3,455万3,000円、全社費用控除前の営業利益は6,479万6,000円となった。
<その他>
売上高は2億7,727万3,000円、全社費用控除前の営業利益は2,890万7,000円となった。