サニーサイドアップ、第2四半期決算を発表 売上高前年同期比7.3%増の47億1,900万

株式会社サニーサイドアップは、平成24年6月期第2四半期決算を発表した。

<平成24年6月期第2四半期の連結業績>
(平成23年7月1日~平成23年12月31日)
売上高:47億1,900万円(前年同期比7.3%増)
営業利益:2億1,300万円(同 19.1%減)
経常利益:2億1,900万円(同 17.9%減)
四半期純利益:1億8,000万円(同 33.4%減)

新たな経営ビジョンとして中期経営計画で掲げた「創造型PR商社」への事業構造転換に向け、既存事業だけでなく新規プロジェクトの開発にも積極的に取り組んでいる。既存の受託型ビジネスにおいては、基幹事業であるコミュニケーション事業のさらなる強化を行い、クライアントのタイムリーなニーズに対応するとともに、ワンストップによるコミュニケーションサービスやPRコンサルティングサービス提供に注力し、新規クライアント獲得が増加。また、創造型の新規ビジネス領域では、レストラン「bills」が引き続き順調に推移。さらにはスポーツビジネス研修の開発、母親をターゲットとした新規ウェブサービス「ママゴト」がスタートするなど、新たな収益モデル開発に向けた活動を展開している。

セグメント別の業績は次のとおり。

<コミュニケーション事業>
コミュニケーションサービスのワンストップ提供をすべく、ソリューションの全社共有化を行うなど組織連携を強化し、PR、SP、イベント制作、ネットプロモーションの統合提案を実施。併せて、短・中期集中型のクライアントニーズに応えて新規クライアントのスポット案件を期首計画以上に獲得。さらには利益率の高いPRコンサルティングサービスの提供にも注力した。また、前期より開発に取り組んできた企業とママとのコミュニケーションを実現するウェブサービス「ママゴト」を提供開始した。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10億5,000万円(前年同期比30.0%増)となった。

<スポーツ事業>
従来の「アスリートマネジメント」領域の収益柱である当社契約アスリートの肖像権契約が順調に推移したことに加え、現在注力している「スポーツプロモーション」領域であるスポーツ大会のPR・プロモーション、アメリカでのスポーツビジネス研修の企画開発、サッカー日本女子代表選手をはじめとする当社契約外アスリートのキャスティングなどの新規ビジネス創出に継続的に取り組んだ。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7億8,100万円(前年同期比52.5%増)となった。

<開発事業>
継続してスペシャリストや当社ネットワークを活用した新たな事業の企画開発を行った結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,900万円(前年同期比75.9%減)となった。

<SP・MD事業>
大手広告代理店への営業深耕の結果として、プレミアムアイテムの受注製作が順調に推移した。また、WISTINTERNATIONAL LIMITEDグループにおける大手玩具メーカーからのOEM受託も引き続き堅調。前年同期に受注していた外食企業の大型販促案件が終了したために前年同期比で売上は減少しているものの業績は順調であり、その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は21億6,000万円(前年同期比13.6%減)となった。

<bills事業>
継続的に店舗PR、ブランディングを推進し、年末の繁忙期の需要も確実に捉え、当初計画以上の売上で推移した結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6億8,200万円(前年同期比78.4%増)となった。