ミクシィとTwitterが提携 サービス・広告商品を共同開発へ

株式会社ミクシィとTwitter社は、今後サービスやビジネスなどさまざまな領域において連携を図り、提携することを発表した。
mixiでは、つぶやき機能(mixiボイス)や「mixiページ」などで、ユーザーがTwitterとの連携を能動的に実施できる機能をすでに提供している。今後は、両サービスのAPIをさらに活用し、人々の間で多くのコミュニケーションが発生するクリスマスやお正月、卒業・入学シーズンなどの年中行事のタイミングで、情報に加え感情や体験を共有できるサービスや、緊急時や災害時に役に立つサービスなど、さまざまなジャンルのサービス・アプリケーションを両社で連携し合いながら、提供するという。
これまでは、インフォメーションプラットフォームとして情報収集に長けているTwitter上において話題の情報を見つけたとしても、それをmixiでつながる仲の良い友人たちと共有するには、いくつかのステップを踏まなければならなかった。しかし、2つのサービスが連携することにより、ユーザーはTwitter上で興味・関心に応じた情報収集を行い、mixi上では、仲の良い友人たちとコミュニケーションする際の話題としてその情報を活用できるようになる。
今後のビジネス面では、両社で広告領域における連携や、ミクシィ社のコマース・ギフト領域におけるTwitter社のサポートを予定。広告領域の連携モデルとしては、Twitterの「プロモトレンド」を活用した取り組みを実施し、企業・団体やブランドがソーシャルサービス上でキャンペーンなどを展開する際に、情報拡散効果の高いTwitter上でより多くのユーザーへリーチし、仲の良い友人同士がつながるmixi上では、友人経由でのブランド浸透度やブランドエンゲージメントを高めていくことが可能となる。その第一弾として、2011年11月30日より開始する「mixi Xmas 2011」では、「プロモトレンド」を活用した取り組みを実施している。