テレビ東京、通期見通しを再度下方修正。当期純利益が3億円の赤字。赤字幅さらに膨らむ。

株式会社テレビ東京は、2009年3月期通期業績予想の修正を発表した。
昨年11月に下方修正しているが、再度の下方修正となった。

売上高は1億円増えて1183億円となるが、営業利益は前回発表から2億2千2百万円マイナスの4億4千9百万円、経常利益は1億5千6百万円の5億6千9百万円、当期純利益は1億6千6百万円マイナスの3億1千8百万円の赤字と、赤字幅がさらに膨らんだ。

通販子会社の好調により若干売上高の改善が見られたが、単体業績で大幅に予想を下回る見込みとなった。

主力の放送事業では、不動産・食品などの業種の出稿減をカバーできず、北京オリンピックや年末特番のセールスが振るわなかった。
同日発表の第3四半期の業績では、タイム収入が前年同期比4.3%減、スポット収入も9.0%減となった。