博報堂DYHD、2012年3月期 第2Q決算 損失減少させ復調傾向に 4マス取引合計が前年同期上回るなど好転
株式会社博報堂DYホールディングスは11月10日、2012年3月期第2四半期(2011年4月1日~2011年9月30日)の決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :4309億9400万円(前年同期比 0.7%減)
営業利益 :24億8800万円( 同 12.3%減)
経常利益 :38億5700万円( 同 7.1%減)
四半期純利益:マイナス8億8900万円(前年 マイナス33億4300万円)
震災の影響でテレビスポットを中心に大きく落ち込んでいた4マスメディア取引合計は、第2四半期累計(4月~9月)では前年同期を下回ったが、第2四半期(7月~9月)では前年同期を上回った。一方、4マスメディア以外は、新規子会社の寄与等でインターネットメディアが大きく伸び、4マスメディア以外の取引合計は、第2四半期累計(4月~9月)で前年同期を上回るなど好転した。
また、売上高を得意先業種別に見ると、「不動産・住宅設備」「外食・各種サービス」「薬品・医療用品」等が第2四半期累計(4月~9月)で前年同期を上回った。また、生産面で震災の影響を大きく受けた「飲料・嗜好品」「自動車・関連品」等は、第2四半期(7月~9月)で大幅に回復したとのこと。