中広、広告代理業からメディア企業への業態転換を進め、メディア事業で25.6%の売上増
株式会社中広は、平成24年3月期第1四半期決算を発表した。
<平成24年3月期第1四半期の業績>
(平成23年4月1日~平成23年6月30日)
売上高:10億1,800万円(前年同期比 5.6%増)
営業利益:2,300万円(同 4.2%増)
経常利益:2.100万円(同 33.1%増)
四半期純利益:1,100万円(同 10.9%減)
広告代理業からメディア企業への業態転換をさらに推進。平成23年5月31日に三重県名張市に名張支局を開設し、フリーマガジン総発行部数200万部に向けて準備を進めるなど、本事業年度の計画に沿って事業展開した。販売費および一般管理費については、当事業年度の事業計画に沿って人材補強を図ったことから人件費が増加し、3億8,840万2,000円(前年同期比16.1%増)となったが、営業利益・経常利益ともに増益となっている。
なお、特別損失で投資有価証券評価損を388万8,000円計上したことから、四半期純利益は前年同期比10.9%減となっている。
セグメント別の業績は以下の通り。
<メディア事業>
イベント・セミナー部門で震災による自粛ムードから、講演会の中止・延期の影響を受けたが、フリーマガジン部門が順調に受注を伸ばしたことにより、売上高は5億5,582万6,000円(前年同期比25.6%増)となった。
<広告SP事業>
震災による広告出稿の自粛ムードが広がったことから、大手企業からの受注が大
きく減少し、売上高は4億6,226万円(前年同四半期比11.4%減)となった。
■関連リリース
http://www.chuco.co.jp/docs/110729_1-4_tanshin.pdf